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ドキュメンタリー映画  

脳深部刺激とは?

脳深部刺激(deep brain stimulation:DBS)

主に全身性ジストニアやパーキンソン病の患者の症状改善のため、脳内の特定目標点に刺激電極を埋め込み、前胸部鎖骨下またはあるいは腹部に埋め込まれバッテリーを含むパルス発生装置(脳のペースメーカー)に連結ワイヤーでつなぎ脳深部を電気で刺激します。

ジストニアは睡眠中には症状が出ないので、頭蓋に穴を開けて電極を脳に埋め込む手術は埋め込み位置の効果確認のため局所麻酔下の意識のはっきりした状態で行われ、数日後全身麻酔でパルス発生装置を体内に埋め込む手術を行います。

バッテリーはジストニアの場合、2.3年毎に交換しなければならず、定期的に開胸あるいは開腹手術が必要ですが、近年は、体外から充電できる長期間使用可能な機器も使われ始めました。